5月26日(土)に東京大学五月祭にて「教育再興フォーラム2007~僕たちの再生会議~」 が開催されました。初夏のようなとても暑い中、650人を超える方が来場されフォーラムは大盛況のうちに終了しました。この場をお借りしてお礼を申し上げます。

第1部 「僕たちの教育再生会議~今、教育の何が問題か~」

パネラー:鈴木寛氏 品川裕香氏 義家弘介氏(ビデオ出演) 松本大地氏

第一部は、現代の教育に問題意識を持っている松本さん(東京大学4年)の、「自分ひとりが動いたとしても、教育にどれほどの影響を与えられるのか」、という問題提起から始まりました。鈴木先生と品川先生との議論の中で、誰もが当事者意識を持って教育に取り組むことの重要性が見えてきました。最後に松本さんがおっしゃった「(教育に対して僕らが何をできるのかを)走りながら考える」という言葉が印象的でした。

第2部 「よりよい教育を目指して~学校と市民の協働を考える~」

パネラー:鈴木寛氏 品川裕香氏 藤原和博氏 松本大地氏

第一部で出た「当事者意識」の話を踏まえて学校と市民の教育について議論を深めていきました。実際に学生ボランティアを積極的に受け入れるなど、独自の教育活動を行っている、三鷹第四小学校と山下みどり台小学校の紹介ビデオを見て、学校外部の教育に対する積極的な参加だけではなく、学外の人材を受け入れる上では、学校側の理解と協力の必要性を訴えました。また、藤原先生は学校の内側から見てきて思うこと、品川先生は学校の外側から見て思うことを述べた上で、学校側の意識改革だけはなく、一人ひとりが「当事者意識」を持って変わらなくてならないということを確認しました。

第3部 「市民参画の先駆者語る~協働の実例~」

パネラー:鈴木寛氏 陰山英男氏 藤原和博氏 松本大地氏

第三部はアンケート結果で最も多くの好評をいただきました。3先生がお考えになる教育参画のベストプラクティスを示し、それにより教育に対する「市民参画」をより実践的なレベルにまでおとしこみました。陰山先生は「早寝早起き朝ごはん」という生活習慣の基本となる、家庭教育の重要性を説き、藤原先生は子供たちの生活習慣の乱れ、首長、教育長そして校長のマネジメントの問題、マスコミ報道などの素人評議会では教育はもう変わらない、と3つのポイントを挙げ、校長が変われば学校も変わるということ、また、学生をはじめ、教員以外が学校に入ることで変わることはたくさんあると訴えました。最後に登壇者と来場者と写真撮影を行い大盛況のうちにフォーラムは終了しました。

当日の様子

当日のイベント会場の様子です。多くの方にご来場いただいた中、白熱した議論が行われました。