教育フォーラム「親子の絆で学力向上」
| 日時 | 2007年4月12日(木)18:30? |
|---|---|
| 場所 | 町田市民ホール大ホール |
| 出演者 | 陰山英男(立命館大学 大学教育開発支援センター教授・教育再生会議委員・日本教育再興連盟代表理事)鈴木寛(参議院議員・中央大学客員教授・日本教育再興連盟代表理事) |
| 主催 | 社団法人町田青年会議所 |
| 共催 | NPO法人日本教育再興連盟 |
まず最初に主催者である町田青年会議所の理事長、川島敏徳氏より今回は教育の根幹である親子の絆に着目していきたい、とのごあいさつのお言葉がありました。 次に、共催であるNPO法人日本教育再興連盟を代表し、会長理事であられる参議院議員鈴木寛氏よりのごあいさつがありました。鈴木寛氏は、第一に親子のコミュニケーションの重要性、第二に早寝早起き朝ごはん運動などの方法論・知恵が大事であるということ、第三に制度・予算が大事であると話していらっしゃいました。それぞれの家庭・学校でのベストプラクティスの発掘・普及をしていきたいといった連盟の理念の紹介もしていらっしゃいました。
町田青年会議所・地域教育創造委員会 荒井克尚氏からは、家庭教育について考えるフォーラムであるとの趣旨説明がありました。また、講演内容を実際に実践してみようという取り組み「親子の絆プロジェクト」への参加を呼びかけていらっしゃいました。
以下、陰山先生の講演内容の抜粋です。
メディアは問題だけを取り上げており、まるで学校が楽しくないところのように報道されている。しかし、「あなたの子ども、または周りの子どもは学校が楽しいと言っていますか?」と場内アンケートをとると、どこの講演会場でもほとんどの人が「楽しい」という方に手を挙げる。そのことからわかるのは、部分の問題と全体の問題の混同である。学校はちゃんと機能しているのである。
個性尊重の新しい学力観がでてきたことにより、知識量より意欲が重視され、基礎・努力が軽視されるようになってしまった。そこで管理教育の排除が行われ、生活指導の軽視につながっていった。
また、インターネット、ケータイの普及によりディスプレー依存症になっていく子ども達の現状がある。長時間ディスプレーが脳を壊すのだ。
ここで言えるのは、学力低下の本質は生命力の低下であるということだ。生活を朝型にし、朝ごはんを毎日食べることが大事である。
まとめとして、学力に大きく影響する要因を2つに分けて挙げる。
向上する要因としては、
1.9時までに寝る
2.週に2冊以上読書する
3.テレビの視聴時間を減らす
低下する要因としては、
1.朝ごはんを食べない
2.勉強を大切だと思わない
3.テレビを長く見ている
というように、それぞれ3つずつある。
漢字学習にはつめこみが一番だというデータがあるが、つめこみ3ポイントとして、
1.早寝早起き朝ごはん→脳をつめこみに耐えられるようにする
2.基礎的基本的な事項に絞る
3.定着の期間を置く
この3点が挙げられる。
以上のような陰山先生からの講演の後、最後に保護者の方からの質問に陰山先生と鈴木先生がお答えする質疑応答が行われ、今回のフォーラムは幕を閉じました。
平日の遅い時間にも関わらず、多くの保護者の方が来場されており、フォーラムは大盛況のうちに終了しました。