鉄人の基礎基本 杉渕鉄良先生  場所:2階B教室

企画の概要

授業は「10マス計算」「とってもいい漢字」「いろいろな音読」を中心に進めた。

杉渕先生の授業ではグループ学習が行われた。たとえば「"口"という漢字に二画足すとどのような漢字ができるか?」という問題を出した。参加者は向かい合った一塊の机同士で、それぞれが思いついた漢字を発表する。しかし、二画足した漢字ではなく、三画足した漢字を発表してしまった子供がいれば、それを間違いとせずに、逆に今度は三画、四画、五画…とだんだん幅を広げることで正解を増やす。また、「"口"が二つ(三つ、四つ…)ある漢字を探せ」という問いに対して、「古」「舌」などの一見インチキめいた答えをも正解とすることで、本題から脱線してしまった子供達にかえって漢字をたくさん書かせて勉強させた。教室の参加者も、互いに初対面でありながら少しムキになったり、互いに協力して先生の挑戦的な課題をクリアしたりするのに夢中になった。

このように、一回でも「できる」という体験を子供にさせてやることや、できなかった子に対しては、なぜできないのか診断してアドバイスをすることに杉渕先生は重点を置いた。このような授業法は全て実践済みであり、効果は必ず期待できるとのことだ。


杉渕 鉄良先生

プロフィール:
足立区立五反野小学校教諭。

1959年生まれ。青山学院大学卒業後、小学校教諭に。子供の可能性を引き出すため、修行を続ける。著書に『家庭楽習でわが子は変わる 鉄人の学力向上法』(学研)など。今回の夏まつりでは、勉強が面白いと思うような授業をしたいという意気込みだ。

文責:石黒