藤井浩治先生

企画の概要

今回、書写の授業で参加者が挑戦したのは、「昔」と「話」の二文字の書き方です。参加者たちがそれぞれ自分なりに「昔」と「話」の文字を書いた後、藤井先生が時間をかけて、整った字を書く秘密を参加者と考えていきます。

まず、「昔」「話」というこの2文字に含まれる「口」と「日」の部分に着目します。そして、藤井先生は、正解を教えるだけでなく、他の漢字と比較して考えさせ、先人たちの知恵から生まれたある共通する決まり(法則)に気づかせてくれます。

また、授業の初めの文字と終わりの文字を比較する時間を設けることで、自己の成長を実感するができます。すなわち、ただ練習を繰り返すだけの授業ではなく、参加者と一緒になって考える。そして、一文字一文字を深く理解し「自分の字」を作り上げていく授業となっています。


参加者の声

● 小学校の書写の授業はただ手本通りに書くだけだからつまらなかったけど、藤井先生の授業は面白かった。(小学4年生の男の子)

● 書写の授業では周りの人の書いた字と比べられるからいやだったけど、藤井先生は褒めてくれるから嬉しかった。(小学5年生の女の子)


藤井 浩治先生

まず、このような場に呼んでくださったことに感謝しています。そして、なにより参加者が楽しんでくれていたので、広島から書写の楽しさを伝えに来た甲斐がありました。今後は全国のさまざまな場所で、先人が残した書写の魅力を伝えていきたいと考えています。

プロフィール:
教師歴:24年(公立中学校9年・公立小学校15年)。
専門教科:書写教育。
教師としてのモットー:いつも前向きな教師でありたい。
先生にとって理想の授業とは?:苦手な子どもが生きる授業、子どもが変わる授業。

文責:後藤